身体とは立体像であり3D
今月のセミナーでは初めに
骨格について基本的なお話をしております
(骨格診断より以前に、忘れがちな盲点)
そもそも骨格ってどうゆう仕組みなのかしらと
図書館で借りた解剖学人類学の本で旅をすると
目から鱗が飛び散る面白い発見がありました
昔、私はとある整骨院で
稀にみる筋肉がつくにくい体質だと絶賛されまして
この肉質のデーターは何処かの学会誌に貢献しております
ハイヒールレッスンを始めた頃は
全く筋肉の兆しがなく
神は肉質に何を与えたもう・・・と首を傾げていたのですが
レッスンを続けコンサルティングへ進むと
そこそこ筋肉がついてくるようになりました
微々たる筋肉でもすごい進歩なのです
進呈した肉質データーは捏造ではないのですが
肉質は進化したのか・・・?
この小さな謎は密かに心に引っかかってました
今回のセミナーの台本を作るにあたり
重い本をめくりながら発見があったのです
欧米人の骨盤と日本人の骨盤は傾斜が違います↑
そして筋肉が発達する部位も真逆です(図の黒塗り部分)
欧米人は元々身体の裏側部分
(背面・臀部・腿の裏側・脹脛)筋力に締まりがあります
日本人は表側部分の方は筋力がつきやすく
背後の筋力は付きにくいとされています
ハイヒールレッスン時コーチは
クライアントのにこう言います
「ヒップをギュっと圧縮し」
「腹筋を引き上げるには背筋も引き上げ」
「肩甲骨をグッと寄せ」
「頭を後ろにプッシュする」
なにせ草履・下駄を履く民族構造なのですから
身体の背後部の筋力は本来発達してない
だからレッスンではココを強化しているのです
身体の論理を知ると
肉質以外の骨格構造にもデメリットがあったのだと分かりました
この身体にのせる布→洋服にも
人体の論理が当てはまるのです
・美しく見える為のコーディネートの論理
・良い服なのに素敵に見えないワケ
・ダサ見えは体型・年齢の問題じゃない
・おしゃれな人の感覚の秘密
貴方が自分自身を理解するキッカケに
人体学のロジックに耳を傾けてみませんか
骨まで愛して
自分を愛してみましょう
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9Neuve 貴子