街に猫がいると優しい余白が生まれる
コロナ自粛で観光客が消えた春先
人や車の往来がない風景の中
野良猫達は変わらずのしのしと歩いていた
猫達から見るマスク姿の私達って
どう見えたのだろう
長崎でも猫は苦手と言う人はいる
でも8割くらいの市民は
慈愛に満ちた眼差しで野良猫を見ている
子供の頃からそうだったので
猫って街にいるものだと思っていたら
「冬の寒さが厳しい札幌の街には
猫はいないのです
凍死してしまう恐れがあるのでしょうね」
セミナーに参加下さったMIdoriさんから教えてもらい
驚きながら納得した
長崎の猫達はオランダ船が来るずっと前から
この地を選んで住み続けているのだろう
町内で寵愛されている野良猫は
(オフィシャルには地域猫と言うのかな)
ふくよかでおっとりしている
かといって媚びる事もなく、ちょっと威厳が漂う
眼鏡橋付近の猫は器量良しが多くオシャレさん
「いらっしゃいまし」と挨拶してくれたりする
今年は出番が少ないので猫なりに
時代の変化を猫肌で感じているのかもしれない
9Neuve 貴子
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