2019年9月3日火曜日

地上12センチの夜





週末、友人との食事会へと出かけた時の事





久しぶり街のネオンが煌めく
夜の繁華街へ出かけ



12センチのルブタンで外を歩いてみた


歩き出した瞬間
腹筋が足りず筋肉がちぎれそう



ありったけの集中力を掻き集める10分
お店が見えた時、ヘナヘナと倒れこみそうなくらい



ハードなハイヒールウォーキングとなった


レッスンを重ね
少しずつ室内で歩けてきたはずが
外の世界では全く歯が立たず



ミモザの彼女はピシャリと私をはねつける


10センチと12センチ
この2センチの差はすざまじい




本当はヘナヘナな状態で
もう、とっとと帰りたい気持ちだったけれど
私が席に着くと、なんだか周りがザメめく




はてと、いぶがしげに尋ねると


「どちらのお店の方でしょうか?」


夜の繁華街も近い事から
クラブのマダムと思われたようで(笑)



華がありますねと言われた


この日はシンプルな白いワンピースで
クールでモダンな雰囲気



特にセクシーな装いでもない
でもなんだか、魅せていた様子


一瞬、まごつきながらも
いえ、ハイヒールのコーチをするので
このようなスタイルなのです




声の哲学を(ここ大事)
入れながら説明をすると


皆さん、鳩が豆鉄砲を・・な顔になった





特に男性は
夜のお仕事でないのにハイヒールで歩くの?

ハイヒールって習うものなの?


コーチって何をするの?



純粋な疑問だらけのようで
急にキラキラと興味を示していました。


お陰で、ヘナヘナが吹き飛び
ハイヒールで歩く事を熱く語りそうなのを
ググググっと抑えながら説明すると


感心しながら驚いていた


こんなキッカケが世の男性達に
女性のあり方、多様性に理解を深めるのでは


そう考えるとコーチと言う立場は感慨深い


ハイヒールコーチは
自分を魅せる事で


この世界観を伝える事ができる


かの興味を惹くのは
何かあざといワケでもなく



自分がどうありたいか
その答えの表れではないだろうか



地上12センチの夜



れはハイヒールコーチの
様々な恩恵を感じた夜なのでした


9 Neuve 貴子



0 件のコメント:

コメントを投稿