2019年7月24日水曜日

This is it


2015年夏 私はパリで帰国が近くなり
思い倦ねていた




1ヶ月滞在で仕入れが順調に終わり
手元に残ったお金でご褒美を考え
ご機嫌でリストを書きながら電卓をはじいていた




①新作の MONCRERダウン

②ロンドンへ2.3泊旅行
③Hermesのリネンシャツ
Maison Margielaの足袋ブーツ
⑤フランス古城巡りツアー
⑥ASAMI PARISのハイヒールレッスン





①が有力だけど④も捨てがたい
が、急な仕事の軍資金となりささやかに⑤を楽しんだ




4年前の私は
興味はあっても「歩く事」にお金を出す事に躊躇した
しかし2年後、ひどく後悔する




なぜ、ハイヒールで歩く度
・足指に激痛が走るのか
・右のヒールばかり削れるのか
・オーダーで作るハイヒールさえ歩けない




パリで書いたリストを思い出し「歩く事」
ハイヒールレッスンに時間とお金を投資する事にした




すると、その「なぜ」は「なるほど」となった




頭で論理的に納得もできるが
レッスンを受けていると身体を持って腑に落ちる




それは、サリバン先生がヘレンケラーの手に水を注ぎながら
指文字で「water !」と認識させた時のように




歩く度、身体が反応すると論理が
頭の中を巡り衝撃が走り「快」の感情となる




この瞬間、これが「美しい」事だと
内なる自信となる


だからハイヒールレッスンは資産価値がある


この価値を紐解いてくれるハイヒールの美しきサリバン先生
(ハイヒールコーチ)は19名となる




2015年から2019年の間に
美しく正しく歩く論理は19箇所で学べるようになりました




とりわけ美しく歩く人がいたら
それは「Team: ASAMI-PARIS」の誰なのかもしれない




その時が This is it



9 Neuve 貴子




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