2019年6月30日日曜日
日日是好日
坂道でヨロメキそうになった
身体が揺れ、久しぶりの感覚
我が家の目の前は
坂道が段々と連なっている
日々、坂を下り
日々、坂を登る
先週、急にアクビが止まらなく
目はショボショボ
猫のように目を脱ぐっていたら
頭痛と胃腸炎がやってきた
海老のように丸く小さく
床に伏せっていたら
世界は4日間も経過していた
身体はパサパサだけど
さあ、外の世界へ!
とハイヒールで足を踏み出したら
視界が揺れてガクンとなった
坂道は、いつだって斜めだ
・・・・・「坂道を下る時」・・・・
重要筋肉は「膝」「下腹」
これが強靭でないと
上半身の軸は作れない
足を出す前に
特に、おヘソ下の丹田あたりを
グッと筋肉を入れ
脚の筋肉を作ります
膝の筋肉を強く入れ
つま先をコントロールしないと
ヒールは坂道と接触してしまいます
・・・・・「坂道を登る時」・・・・
重要筋肉は「ヒップ」「背筋」
ヒップの筋肉の入りが弱いと
身体は左右に揺れやすく
背筋が緩んでくると
身体は前後に揺れる
後ろに倒れまいと
頭が前に倒れてきます
・・・・・・・・・・・・・・・・
身体のチーム筋肉の誰かの働きが
疎かになってくると
身体はキッチリ警告してきます
①手の揺れ
②歩幅が広がる
まずは、このあたりから
顕著にあらわれます。
春先から密かに
「坂道とハイヒール」の
研究をしながら歩いている
すると道の傾斜が俄然、面白くなり
坂を恨めしく思う気持ちは消え
情熱がメラメラ燃えている
それは「坂道レッスンコース」を作る野望
坂道で花を咲かせたい
9 Neuve 貴子
2019年6月25日火曜日
ものすごく腹が立ったけれど ありえないほど感謝してる
韓国ソウル「東大門総合市場」
(トンデムン チョンハッ シジャン)
建物内に4300店の店がひしめき合う
布地・繊維の卸問屋
この市場の名前を耳にすると
グツグツと血が湧いてくるようで
目つきはギッと険しくなる
けれど心が踊るのは否めない
この場所が大好き
ここで私は
すざまじく腹を立てながら
色々な経験を経て成長した
今だから言えるけれど
仕入れ中の私は怖い
あまりの変わり様に
同行者は連れていけない
いや通常は
ごくごく穏やかなのです
でも問屋では
発注商品を手にして確認が終わるまでは
私の目は絶対に笑わない
この国で仕入れをするには
腹をくくって日本人フィルターを
捨てなきゃ商売はすぐ傾く
会社というカテコライズを持たない
個人仕入れは生き残れない。
うっかり騙されそうになったり
注文商品がめちゃくちゃだったり
忽然と店が消えていたり(多々ある)
場慣れしていなかった頃の私は
自分の非力さが悔しくては
トイレでこっそり泣いていた
でも何度も韓国人の情にも助けられた
時間と体力とお財布の限界を探りながら
瞬間、瞬間で決断を重ね
仕入れを続けていくと
それはもうサバイバルで
動物的「感」に近いのかもしれない
重ねていくと決断は濁りがなく軽い
判断力は直感力
「東大門総合市場」を思い出すと
ヤレヤレ苦笑してしまう
でも、今では
ありえないほど感謝している
カムサハムニダ
トンデムン チョンハッ シジャン
9Neuve 貴子
2019年6月19日水曜日
オシャレの壺「ロイヤル チェック!」
ヨーロッパのロイヤルチェック!
が日課なのですが
今朝はとてもロイヤルな画像を見て物差し片手に
(定規でバランス測るオタクさんです)
楽しく一人アレコレ分析しておりました。
イギリスで行われたガータ勲章授与式
今年はより豪華なメンバーです
左より
①イギリス ソフィー妃
②スペイン レシティア王妃
③イギリス カミラ夫人
④オランダ マキシマ王妃
⑤イギリス キャサリン妃
共通しているのは皆さん
上品な華やぎがある装いを
2カラーでまとめています
そして、じっくり見ていると
2タイプのカラクリがありましたので
オシャレの壺的にご説明しましょう
・・・・・・・・・・・・・・・・
カーヴィータイプの①③④
優しい色味でまとめ
小物とハイヒールも同系色
クラッチバッグはボディとカラー合わせて
腰回りに目線を持って
いかないようにします
ボリュームのある帽子で目線を上へあげ
めくらまし効果が効いてます
膨張して見えそうな色味こそ
バランスの取り方次第で
ボディラインがよりまろやかに引き立ちます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スレンダータイプの② ⑤のお二人は
モノトーンカラーの着こなし
帽子はブラックカラーで
頭部のボリュームは抑えているので
洋服のデザインが目を引きます
ですが白の面積が多いと
間延びして見えるので小物は黒
帽子・クラッチ・靴
目線は3点に分散され
自然とメリハリがつきます
これが白いクラッチだと胴長に見えちゃいます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
各国、王室専属のスタイリストが
ついていらっしゃるのですが
基本的なファッション論理って
国が違えど同じなんですね
フムフムと納得しました。
9 Neuve 貴子
2019年6月16日日曜日
オシャレの壺「鏡よ鏡よ」
ファッションで一番大事なアイテム
それは「鏡」 姿見です
日本の鏡の規格サイズは
縦の長さ60・90・150㎝
150㎝がベスト
横の長さ30・45・60㎝
頭の先から爪先まで見れ
自分の後ろに、空間が見える事
ココがとても大事です。
小さな鏡では
適当な見え方になってしまうのです
鏡ってとてもエネルギーがあります
手が抜けないトコロです
さて、私の身長は155㎝
モチっと肉づきが良く
上半身はボリューミー
これを小太りと言わせず
カーヴィーなボディに見せるには
服の面積と、身体の見せ方
このバランスが肝。
Vネックなどで縦のラインを作り
そこに目線を持っていくような
スタイルを作っています。
上半身のボリュームを生かして
身体本来の胸元の丸みのメリハリを
サラリと美しく魅せる
サラリと美しく魅せる
そんなデザインの服を選んでいます
どこを魅せる的に絞るか
どこを魅せる的に絞るか
この的を決めないと
美しくとも印象が残らない人になります
ここがピシャリと決まれば
ファッションは最高の味方なのです
自分のスタイルって
自分の個性を尊重する事
だから鏡の中の自分を
たくさん見てあげて下さい
必ず魅せ場がありますよ
鏡と同じ位、重要なのは
「補正屋」さん
この続きは次回に
9Neuve 貴子
2019年6月10日月曜日
おたくさに吹く風
「紫陽花」と書いて「おたくさ」
長崎ではそう呼ぶ風習がある
鎖国時代、シーボルトが
長崎からこっそりと持ち帰った花は
ヨーロッパでしっかりと根を下ろし
パリでもよく見かけた。
パリの紫陽花達は爽やかに
夏の訪れを感じさせてくれ
アパルトマンのテラスに置かれた
紫陽花の鉢植え通りに植栽された
大きくたわわな紫陽花
長崎で、しっとり雨に濡れる花達は
6月のカラリと晴れたパリの空の下
軽やかに風に揺れていた
今頃のパリは
solder(ソルド)のスタートと
もうすぐ始まるバカンスの事で
皆が、なんとなく気がそぞろ
忙しさもありながら
楽しい気持ちが際立って
夕方からはユルッと開放感に溢れている
紫陽花を見ていると
そんな6月を思い出す
9 Neuve 貴子
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「おたくさ」とは
シーボルトの妻「お滝」が
由来ではと言われています
妻の「お滝さん」の名を
潜ませたと推測されています
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